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Gaspard a des lunettes ガスパール、メガネをかける

表紙は視力検査用メガネをかけたガスパール。「リサとガスパール」シリーズの30作目。 ガスパールは実は目が悪かったの?メガネを作るのかな? まぁ、ちょっと口にしちゃったことで大騒動になる、というのはよくあるパターンですよね。 Charles シャルルと部屋でボーリングのテレビゲームをしていたGaspardガスパール。そこへ、ガスパールの算数のノートを見たpapaがやって来ます。お小言を聞かなきゃいけないガスパールをよそに、シャルルは一人でゲームの続き。ガスパールは簡単な計算を間違えた理由を探します。そして…。 この絵本の始まりは… J'avais presque gagné la partie de bowling quand j'ai dû aller voir papa qui regardait mon cahier. Il n'était pas content. - 5+5 Gaspard ! 5+5... Tu m'écoutes ? a dit papa. - 300 ! a crié Charles qui venait de faire un strike. - 5+5, a continué papa, ce n'est quand même pas possible de se tromper ! - J'ai gagné ! a hurlé Charles. - Je ne me suis pas trompé, j'ai répondu,  c'est parce que...c'est parce que...j'ai mal vu ! Je vois très mal de trop près. ... もうちょっとでボーリングのゲームに勝つところだったのに、パパに呼ばれて行かなきゃならなかった。ぼくのノートを見て、不満があるんだ。 「5+5だぞ、ガスパール!5+5…聞いてるのか?」とパパが言った。 「300!」とストライクをだしたシャルルが叫んだ。 「5+5」パパは続けた。「まったくもう、間違えようがないだろう!」 「勝った!」シャルルが叫んだ。 「計算間違えたんじゃないんだ」とぼくは答えた。「それは…それは…見間違えたんだよ!ぼく、すぐ近...

Grigrigredin Menufretin ランペルスティルツキン

あの有名な「グリム童話」のお話の一つ。 英語で Rumpelstiltskin( ランペルスティルツキン) ドイツ語なら Rumpelstilzchen( ルンペルシュティルツヒェン) フランス語でGigrigredinmenufretin(グリグリグルダンムニュフルタン) grigri=porte-bonheur お守り gredin 困ったやつ、いたずらっ子 menufretin 小物、つまらぬ人間 フランス語では Nain Tracassin(ナン トラカッサン)という言い方もあるようですね。 じっとしていられない小人、とかいう意味かな。 イラスト:Nathalie Ragondet ナタリー・ラゴンデ 優しいタッチの優しいイラスト。すてき。 お話はこんなふうに始まります。 Il était une fois un pauvre meunier qui avait une jolie fille. Le hasard fit qu'un jour, il eut l'occasion de parler au roi, et, pour se donner de l'importance, il lui dit :  - Ma fille peut filer de la paille et la transformer en or. - Voilà un talent qui me plaît,  répondit le roi, si ta fille est aussi habile, amène-la moi au château ; je veux la mettre à l'épreuve. ... 昔、ある貧しい粉屋がおりまして、一人の美しい娘がありました。 ある日のこと、偶然にも王様とお話をする機会がありまして、粉屋はいいところを見せたくなって王さまに言いました。 「わたくしめの娘は、藁を紡いで金に変えることができます」 「そのような技があるのか、余は気に入ったぞ」王様は答えます。「そなたの娘がそのように器用であれば城まで連れて参れ。やって見せてもらおうぞ」 …(ヘタ訳しょこり…なんか変な日本語!笑) お話はみなさんご存知ですよね?...

Un petit roi ne pleure pas ぼく王さまだもん、泣かないんだ

「星の王子さま」は「le petit prince」だけれど、こちらの王子さまは「un petit prince」 ある街の、ある宮殿に住む、ある王子さまが、父王が亡くなり 「un petit roi 」幼くして王さまにならなくてはいけなくなってしまったお話。 ... Dans le palais doré perché au sommet du rocher, un petit prince pleure en regardant la mer. Un énorme chagrin lui serre très fort le cœur. Toc ! Toc ! Toc ! Trois coups sont frappés à la porte. «Viens, petit prince, viens, c'est ton tour...» «Vive le Roi ! Vive le Roi !» ... 岩壁の頂上に建つ黄金の宮殿の中で、 王子は海を見つめながら泣いています。 大きな悲しみで胸がつぶれそうです。 コン!コン!コン! ノックの音が三回しました。 「さぁ、王子さま、いらしてください。あなたの出番ですよ」 「王さま万歳!王さま万歳!」(ヘタ訳しょこり) 王さまともなると泣いていてはいけません。戦争したり、財宝管理したり、狩りをしたり、牢屋に人を入れたり…。悲しくて悲しくて海を見て泣いているとそこに道化のおっちゃんがやってきて言います。「王さまなんだもの、好きに変えたらいいじゃない! Tout changer !」 「そんなこと考えたことなかった!Je n'y avais jamais songé !」 …さて、どんな風に変わっていくのでしょうか。いい王さまになることでしょうね。 作:Béatrice Deru-Renard ベアトリス・デル-ルナール 絵:Edith エディト 行き詰まったり、息詰まったりしたら、視点を変えて見直してみるのがいいんだね。 発想の転換だ!とかよく言うけど、当事者にとってみるとそう簡単なことではないんだろうけど…。

Mon Petit Crocodile わたしのかわいいワニちゃん

お留守番で弟の面倒を見るお姉ちゃん。叱ったりあやしたり。 お姉ちゃんの奮闘ぶりが愛らしい。ほんわかとしたかわいい絵本です。 Tout est calme dans la maison. Je vais lire un livre. Boum ! Clang ! Qui fait tout ce bruit ? Oh, c'est toi ! Tu es fait du chahut ! Viens dans mes bras, mon petit crocodile. Hé ! Ne mords pas ! Tu dois avoir faim...Je reviens tout de suite. うちの中はとっても静か。 本を読もう。 ドン! ガシャン! この音は一体何かしら? あぁ、あんたなの! 大騒ぎしてるの! お姉ちゃんが抱っこしてあげる、ワニちゃん。 もう!かみつかないでよ! お腹空いたのね。 すぐ戻るからね。 (ヘタ訳しょこり) そう言われておとなしくしている弟はいないですよね〜。 日本語版が出ています。 「わたしのかわいいワニ」ゆづきかやこ訳 作者は Jean-Luc Englebert ジャン=リュック アングルベール Un ours à l'école (クマくん、学校へ)の作者です。 Mon Petit Crocodileの制作について作者が語っています。フランス語。

Ferme les yeux 目を閉じてごらん

眠ろうとしないトラくん。 だって目を閉じたらこのキレイな青空も木々も見えなくなっちゃう。真っ暗になっちゃうんだもん。 お母さんトラが言います。暗くなくちゃ夢を見られないのよ。雲の間で浮かぶことも、色とりどりの鳥さんたちに囲まれて飛んだりできないじゃないの…。 Ferme les yeux  (フェルムレジュー 目を閉じてごらん) この絵本の出だしは… Le petit tigre était couché sur le dos dans les hautes herbes. - Ferme les yeux, petit tigre, et dors, lui dit sa mère. Or le petit tigre n'avait aucune envie de dormir. - Si je ferme les yeux, je ne pourrai plus voir le ciel, dit-il. ... トラくんは背の高い草の間で仰向けになっていました。 「目を閉じて、お眠り」母さんトラが言います。 ところがトラくんは、少しも眠りたくありません。 「目を閉じたら空がもう見れないよ」 … 「リサとガスパール」シリーズのイラストレーターさん。 Georg Hallensleben ゲオルグ・ハンスレーベン Kate Banks ケイト・バンクス 今日は、いい夢みれるっかな。

Les trois brigands 三人のどろぼう

なぜかとても好きな絵本。何ヵ国語にも訳されている傑作。アニメも作られているようですね。 フランス語訳でも読んでみよう。 Les trois brigands 三人のどろぼう Traduit de l'anglais (Étas-Unis) par Adolphe Chagot アドルフ・シャゴによる米語からの翻訳 Il était une fois trois vilains brigands, avec de grands manteaux noirs et de hauts chapeaux noirs.   昔、三人の大どろぼうがいた。 身にまとうは黒い大きなマントに、これまた黒い背高帽。(ヘタ訳しょこり) The Three Robbers   Once upon a time there were three robbers, They went about hidden under large black capes  and tall black hats. 昔、三人のどろぼうがいた。 黒くて大きなマントと黒くて背の高い帽子に身を隠し歩き回る。(ヘタ訳しょこり) Die drei Räuber   Es waren einmal drei grimmige Räuber mit weiten schwarzen Mänteln und hohen schwarzen Hüten.  かつて、三人の恐ろしいどろぼうがいた。黒のマントと黒の背高帽を身にまとって。(ヘタ訳しょこり…ドイツ語も久しぶり…) こちらが日本語の翻訳。この方やっぱりすごいな〜。 すてきな三人組 ( 翻訳:今江祥智いまえよしとも)   あらわれでたのは、   くろいマントに くろい ぼうしの さんにんぐみ。   それはそれは こわーい どろぼうさまの おでかけだ。 作者:Tomi Ungerer トミー・ウンゲラー(アンゲラーの表記もあります)  オフィシャルサイトは こちら 。英語です。 今度はアニメも見てみなくちゃ。 あれ、でも…2007年に公開されたこのアニメ、ド...

le chaton désobéissant 言いつけを守らなかった子猫

ダメだと言われてもついついやってしまうのが人間。あ、子ネコもそうですか。 お母さんネコに、庭から出てはいけません、外の森に行ってはいけないよ、と言われていたのに、子ネコはチョウチョを追いかけてふらふらと外へ出てしまいます。気づいてみると深い森の中。帰る道がわかりません。 困って泣いていると、そこへ、まず子ウサギが現れます。「君は誰?」子ネコは自分がネコだということも知りません。お母さん探しが始まります。 「ウサギかも!」ということになって、母さんウサギの所へ行くと「リスじゃないの?」それで、リスの所へ行くと「アナグマじゃないの?」それで…。あらら、どうなっちゃうんでしょうか? raconté par Robert Giraud d'après la tradition russe Robert Giraud ロベール・ジローによるロシア伝承の再話 Illustrations de Vanessa Gautier イラストは Vanessa Gautier ヴァネッサ・ゴティエ (サイトで素敵なイラストやクロッキーcroquisが見られます) この絵本の始まりは… La chatte de la ferme avait un chaton, très gentil et très affectueux, mais qui ne connaissait encore rien à la vie. Aussi sa maman lui expliqua bien qu'il ne devait pas sortir de la cour. Tout autour s'étendait une immense forêt où aucun chat n'allez jamais; car on pouvait y rencontrer des bêtes terribles. Un jour, le chaton vit le portail ouvert et il eut très envie de se promener en liberté. ... 農場に住む母さんネコに一匹の子ネコがありました。優しくて甘えん坊、そして、まったくの世間知らずの子ネコです。 それで母さんネコは、庭の外...